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"せんせいが まってるよ〜"の号 2007.4
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赤ちゃんの時から保育園に通っている子も、初めて集団生活をする新入の幼稚園っ子も、そしてまた、通学ベテラン組の児童生徒諸君も、朝、居心地の良いわが家を出る時は、離れがたい気持ちを味合うのではないでしょうか？そして、家を出てから園に着くまでの間に、「さあ、きょうもたのしく あそぶぞ！」と気分を切り替えるのでしょうね。学校に行く子たちは、「今日も頑張って学ぶぞ！」・・・・いやいや、そうではなくて、やはり楽しい１日を捜しに行くのでしょう、みんな。（＾＾） いろいろな１日の始まりのお話し、３冊です。 |
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ねずみのでんしゃ |
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山下明生作いわむらかずお絵 |
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ねずみの七つ子は今度、ちゅうがっこう（といっても、ねずみの幼稚園なんですが。）に行きます。やんちゃな七つ子たちをちゅうがっこうまで連れて行けるでしょうか？考えたねずみ母さんは、夜の間に、ちゅうがっこうまでの道に毛糸玉を転がして、子ねずみ用の線路を敷きました。さて初登園の日、聞き分けの悪い七つ子たちも、おかあさんが「ちゅうがっこういき いき でんしゃ しゅっぱーつ！」と声を掛けると、喜んで一列に繋がって出掛けることに。その行列をみたよその子ねずみたちも繋がって、ねずみの電車は長い長い編成に。所が、この線路をみつけた、ねずみの天敵へびが、反対側からやって来たから大変です。 |
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おきにいり |
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田中清代作・絵 |
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| 今朝、たむ君は、お気に入りを着て園に行きます。お気に入りというのは、彼とお弁当とがすっぽり入れる、お母さんが作ってくれたらしい、青色の魚の着ぐるみ。魚姿のたむ君を見て、行きかう人は皆びっくり。ネコは足を滑らせ、ガミガミじいさんはニコニコじいさんになり、びっくりして泣き出す子もいたりして、たむ君自身もちょっとドキドキです。園に着くと、先生もお友だちも、魚の彼を大歓迎で、たむ君はほっとしたような、嬉しいような・・・。あのね、たむ君のお母さんって、本当にステキな人なんですよ！こんな「おきにいり」を作ってくれた上、途中で雨が降り出したら、「お魚の目付き雨傘」を持って追いかけて来てくれたんですから。こんなお母さんのいるたむ君のことが、羨ましくなってしまいます。 | |
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いつもちこくの おとこのこ
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー |
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バーニンガム 作・絵 |
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| ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、お勉強しに出かけますが、途中でワニが現れて・・・遅刻。次の日はライオンが現れて・・・遅刻。そしてそのまた次の日は・・・。という災難続きのジョンのもうひとつの災難は、言い訳を信じようとしない、彼の石頭先生。「もう ワニの うそは つきません」と３００回書く居残りをはじめ、嫌なお仕置きを、その度に思いつくのですから。でもね、先生だって同じような災難に、会わないって訳じゃありません。読めば読むほどに、体中でおかしい（＾＾）お話です。 | |
