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“木はともだち”の号 2008.5
ひと雨ごとに緑が濃くなっていきますね。外で過ごすのが気持ちの良い季節になりました。外へ出れば、庭の木、街路樹、公園の林、森と、どこへ行っても迎えてくれるのが、木。ことさら意識していなくても、わたしたちは知らぬ間に木の下に行きますね。子どもたちには、木はぶら下がったり登ったりしたくなる存在です。よく見れば、虫も小鳥も木の枝葉の陰に・・・。 |
木 |
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佐藤忠良画木島始文 福音館 ¥820.(税込). 初版2001.2 横19.5cm×縦26.5cm 対象:3歳から |
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水を吸い上げる力持ちのねっこ、ごつごつと太い幹から空に向かって伸びる枝。詩人と画家があらわす、木の姿です。ごつごつとしたこぶの間から新しい枝が伸び、黄緑色の若芽が萌え出す様子は、それだけでわくわくします。最後の4つ折りのページを開くと、大きな木が春を歌っています! |
はっぱ |
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水野政雄作 小学館 ¥1,470(税込). 初版2005.10 横21.5cm×縦28.5cm 対象:3歳から |
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木の葉を並べ、折り曲げ、小枝を添えて、これはなに?森にあるものばかりで作る、フシギなオブジェたちがいっぱい。木の幹やコケをキャンバスにして、思いつくままに表現しましょう。自然の持っている形や色は、本当に素敵です。後で森にやって来て、残された作品を見て、びっくりしたり笑ったりする誰かさんがいるかもしれないと思うと、なんだか愉快な気分にもなりますね。 |
おおきなきが ほしい |
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さとうさとる文 村上勉絵 |
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大きな木があったらいいのにと、かおるは考えます。ひとりではとても抱えられないほど大きな木が、もしお庭にあったら、梯子をかけて上がっていって、ツリーハウスを作ります。小さな台所でホットケーキを焼いて食べるんだ。鳥やリスもかおるの木に住んで・・・。かおるの夢はどんどん膨らんで行きます。ねえ、おとうさん、おおきくなる木をうえようよ! |