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“くいしんぼうに捧げる ”特集その3 作って食べよう編 2008.9
食べても食べてもまだおいしい、食欲の秋ですね。作って食べれば、おいしさはニ倍。仲間にご馳走すれば、おいしさ100倍!というわけで、ぐりとぐらを見習って、くいしんぼうの王道を極めましょう。そこでお料理絵本を探したら、必ず作れる易しいのから、レストランが開けそうな本格派まで、あることあること。「簡単」かつ「おいしい」シンプル料理を追求中のわたし(^^)としては、この3冊がお勧めです。 |
おむすびくん | |
岡 信子文 伊藤智之絵 |
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日本に生まれたら、ごはんのお世話にならないで大きくなる人はありませんね。中でもおむすびは、お出かけのごちそうになったり、ちょっとお腹がすいた時のおやつになったり、食欲のない時には、小さく結んだ塩結びに助けられたりと、いつも身近にあります。そのおむすびの名称ですが、形によって「おにぎり」と「おむすび」を呼び分けるのですって。ご存知でしたか?そんなおばあちゃんのお話を聞いたおむすびくんとおにぎりちゃんは、自分たちのルーツを訪ねようと、街のお団子屋さんや、山のふもとを冒険します。 ☆ この絵本は、神奈備山(かんなびさん)に伝わるお話を、地元島根県雲南市が、 |
サンドイッチ |
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小西英子文・絵 福音館 ¥780.(税込). 初版2005.4(年少版) 横20.5cm×縦21.5cm 1歳から |
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ふわふわの焼きたてパンにバターを塗って、野菜やハム・チーズを乗せれば、おいしいサンドイッチの出来上がり。あ、おしまいにもう一枚、パンを乗せるのを忘れないでね!食材の一つ一つが、香りや食感までも浮かぶほどに描かれて、作りかたもシンプルな文章で添えられています。こちらも乳児さん向けの絵本ですが、はじめてのお料理の教科書としては、0歳から100歳までにお勧めします。日曜日の食卓に材料とこの絵本を並べたら、みんなでお好みサンドイッチの楽しいお昼が出来ますね。 |
おやつつくろう! |
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坂本廣子作 まつもと きなこ絵 |
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クッキーやプリンなどお馴染みのおやつから、へぇー、ボクらにも作れるのかな?ちょっと意外なフルーツ大福まで、子どもたちのために、やさしい作り方の手順が絵入りで解説されています。キッチンに立つときの心得や、後片付けの方法のページもあるので、お母さんも大助かり。パン好きさんもご飯派さんも、おいしいおやつに異存はありますまい。お料理の腕を磨くのには、おやつ作りが一番かも。坂本廣子のひとりでクッキングシリーズ全8巻の中の一冊。 |