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“うさぎ、絵本で大活躍!”の号 2011.1
卯年ということでうさぎの絵本を捜してみたら、あること、あること。おなじみの「しろいうさぎとくろいうさぎ」「わたしのワンピース」「ビロードうさぎ」がまず浮かびますが、日本の子どもたちには、いもとようこさんや松井紀子さんの絵本の主人公として登場するうさぎたちもおなじみですね。 |
ピッキーとポッキー |
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あらしやま こうざぶろう文 |
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うさぎのピッキーとポッキーは、早起きしましたよ。だって、きょうはお花見ですから。寝ぼすけのもぐらのふうちゃんを起こし、おいしそうなお弁当を作って出発。どっちの道を行こうかな?三人は菜の花畑を通ったり、ひと休みして、れんげの首飾りを編んだり。ちゃんとお昼までに着けるのかしら・・・。すると、さくら山に住んでいるふうちゃんのおばあさんが土の中から顔を出し、もぐらのトンネルを案内して桜の木まで連れて行ってくれました。友だちのみんなも待っていて、さあお弁当の時間です! ※続編に“ピッキーとポッピーのかいすいよく”があります。 |
いいこって どんなこ?
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ジーン・モデシット文 |
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うさぎの坊やは思っています。お母さんは、きっと良い子が好きなんだろうな・・・。泣かない子がいい子?怒りん坊はきらい?坊やの「いいこって どんなこ?」という問いかけに、お母さんは、繰り返し繰り返し言って聞かせるのです。「だって おかあさんは、いまのバニーが だいすきなんですもの。」 生活の中では、教えたり叱ったりも大人の大切な役割ですが、この絵本のお母さんのように、だけど今のあなたが一番好きよ!ときちんと伝えることは、何より子どもを伸ばす糧となるに違いありません。なかなか言えないな〜というあなたは、この絵本を一緒に読みましょう。 |
しろいは うさぎ |
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クォン ユンドク文・絵 チョン ミヘ訳 福音館書店 ¥1,260.(税込) 初版2007.5 横24cm×縦20cm 対象:2歳から |
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“しろいは うさぎ うさぎは はねる”と歌ったことはありませんか?この絵本では、“しろいはうさぎ うさぎはとぶよ”。これは、お隣韓国のわらべうたです。どこか似ていて懐かしく、でも シリドンドンコミドンドン シリドンドンコミドンドン シリドンドンコミドンドン のリズムに韓国を強く感じる、不思議な空間の広がる絵本です。最後は、「おやじのはげ頭」ではなくて、「やさしいお母さん」が出てきます。 |