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“地図を持ってお出掛けしよう!”の号 2011.10
集団登校する子どもたちに出会うと、不安を感じることがあります。多人数ですから車も止まってくれますが、自分の意志や判断力を使わず、ただぞろぞろと列を作って歩くいているように感じられるのです。どこに行くのかを意識し、どう歩けば迷わず安全に到着できるか考えながら歩くことは、子どもであっても大切なのではないでしょうか。 |
ジュニア地図帳 こども日本の旅 第6版 |
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高木実文 |
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地方ごとに、「自然」「地名」「地理」がセットになっています。・・・というとお勉強臭いのですが、土地の隆起も含めた地形のページ、県境と地名などのページ、地理的説明のページと、同じ地域をさまざまな角度から説明していて、子どもたちの興味に答えてくれます。気候・産業・鉄道などの情報も載っています。リビングに置いて、機会あるごとに親子で手に取りましょう。 ※こども世界の旅もあります。 |
だじゃれ 日本一周
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長谷川義史文・絵 |
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県名を覚えるのに使った言い回し、だれでも2つや3つは言えるはず。でも47都道府県全部は、どうかな?この絵本を楽しんでいるうち、名称も所在地もすいすい覚えられます。でも、この絵本が“お得”なのはそういった知識だけではありませんよ。それは、たっぷりと盛り込まれた遊び心と上質のユーモア!ちなみに我が愛知県のページですが、おじさんのタオルにはドラゴンズとあり、名古屋城としゃちほこもそれとなく描き込まれていたりします。他県の人に、ちょっと得意に解説できそう。それぞれの県を知れば知るほど発見があるはずです。 |
ぼくらの地図旅行 |
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那須正幹文 西村繁男絵 福音館 ¥1,470.(税込) 初版1989.1.31 横31cm×縦29.5cm 対象:6歳から |
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地図を持って行っても迷うにきまってる、と主張する安井君。しんちゃんとたもちゃんは、地図さえあれば迷わないことを証明するため、兄ちゃんの用意してくれた地図を見ながら岬まで徒歩で出かけることになりました。この絵本では、地図と俯瞰図がセットになっています。てくてくと歩く二人の周辺の景色や土地の人たちの暮らしが、その俯瞰図に丁寧に描かれていて、それを隅々まで見ている読者は徒歩のしんちゃんたもちゃんよりも歩みが遅くなりそうです。こんなふうにして地図に出会えば、地図を見ただけで景色が浮かぶ人になれるかもしれませんね。さて、二人は結局岬まで到着出来たのでしょうか? |