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“チョコレート☆プラス”特集 2011.2
息子さんに贈るバレンタインディのプレゼントに、チョコレートだけじゃね・・・という方の絵本選びをお手伝いしました。そうだ!“チョコ☆プラス”なら、ロマンチックなのからおちゃめなのまで、お奨め出来る絵本はいっぱいある!!! と、俄然張り切っているピコットです。たとえば、こんなの。 |
てですき・きらい |
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田中ひろし文 |
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実はこれ、子ども向けの手話の絵本。好き・嫌いのほか、嬉しい・心配・怖い・かなしいなどの、心の動きが、手話表現と共にとても分かりやすく描かれているので、普段から、小さい方が友だち関係で困った時などにお奨めしています。「私の気持ちわかってね」というシンプルなメッセージを、この一冊に込めてはどうでしょう。ただし・・・この絵本の「すき」は、loveではなくfavoriteかも・・・。 |
わたしの船長さん
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M・B・ゴフスタイン文・絵 |
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棚の上のちいさなお人形。「窓枠に飾られた漁船の船長さんがわたしに会いに来るような気がする」彼女の心で物語はどんどん広がっていき、やがて二人の間にロマンスが芽ばえ、慎ましいけれど幸せな毎日がはじまります。空想の中で彼女は、船長が海に出ている間、帰りを待つことの喜びを味わいます。決して「・・・ました。」とは語られない、彼女の物語。 あり得ないことを本当と信じさせる、ゴフスタインの作品はどれもそうだと思います。お人形が語るのは純度100%のロマンスです。 |
くまのアーネストおじさん ふたりで しゃしんを |
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ガブリエル・バンサン文・絵 もりひさし訳 BL出版 ¥1,365.(税込) 初版1983.3.1 横24.5cm×縦21.5cm 対象:5歳から |
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くまのアーネストと仲よく暮らす、ねずみのセレスティーヌ。ある日、カギの掛かった引き出しから、知らない子たちとアーネストが一緒に移った写真を見つけ、セレスティーヌの心はざわざわしてしまいます。それなのに、セレスティーヌとアーネストの写真といえば一枚も無いのです。傷ついた彼女の様子に、アーネストは「おしゃれをして写真館へ行こうよ!」と誘います。 |