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地震と原発事故の後、子育て中のお母さんたちの意識が変わったように感じています。「この子たちの未来は・・・」と、希望や疑問を言葉にする方が多くなったのです。 もう1冊・ブログに・・・→ さがしています アーサー・ビナード/岡倉禎志/童心社 |
へいわって どんなこと? 日・中・韓平和絵本 シリーズ |
浜田桂子文・絵
童心社 \1,575.(税込) 初版2011.4 横22.5cm×縦21cm 対象:5歳から |
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大好きな人といっしょに、ごはんをたべたり、歌をうたったり、ぐっすり眠ったりする普通の暮らし。それが、平和ということ。
だから、殺し合ってはいけない。平和って、「生まれてきてよかった」ということで、君とぼくが「友だちになれる」いうことだから。 |
8月6日のこと |
中川ひろたか作
長谷川義史絵 中川うみ/アレクサンダー・モゾロフ訳 河出書房新社 \1,365.(税込) 初版2011.7 横19.5cm×縦26.5cm 対象:小学生から |
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瀬戸内海の島で生まれたわたしのお母さん。少女時代にこの国で戦争があり、大好きなお兄さんが兵隊にとられたので、差し入れのためにお兄さんの駐屯地に通いました。ある日、わたしのお母さんは、お兄さんの軍のある辺りの空がピカッと光ったのを見ました。何が起こったか分からないままお兄さんを訪ねましたが、その町は変わり果て、駅も電車もなくなっていました。お兄さんもいなくなってしまっていました。お兄さんに食べてもらえなかった食べものを持って帰る時、お母さんはどんな気持ちだったでしょう。これは66年前ほんとうにあったお話です。 |
わたしはひろがる |
岸武雄作
長谷川知子絵 子どもの未来社 \1,785.(税込) 初版2010.2 横21cm×縦24.5cm 対象:小学生から |
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弟の気持ちがわかるようになり、疲れたお母さんを手伝えるようになり、勉強は友だちと競うことではないと気づき、心が広がっていくことを感じる“わたし”。学んで、社会や歴史を知り、時に心を弾ませ時に胸を痛め、そのことの本当の意味を理解した時、自分が広がっていくことを感じる“わたし”。目を瞑ってしまわないで、勇気を出して、正しく見る力を手にしていく少女の姿が、飾らない言葉で書かれています。作者は教壇に立ちながら児童文学を書いてこられた、岸先生。 |