“花の絵本”の号 2014.4

 「草食系男子」なんていう言葉がはやっていますが、植物って実は生命力や癒しの力があふれています。。疲れた時や行き詰った時、草や木に触れたいと思いませんか?大地や空気や太陽から栄養素を作り出して、自分の力で命を維持する力を持っていることが、その理由かもしれません。中でもその草や木に咲く花は、どんな人の心をも引き付けますね。絵本の中にも花は常に登場します。

 

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チリとチリリ

 

どい かや 文・絵・
アリス館
本体 \1,200.
初版 2007.6.25
横24cm×縦17
cm
対象:4歳から

 

 

 

  小さな双子の女の子・チリとチリリ(年齢ではなく、サイズが小さいのです!)は、原っぱを探検。ハナバチの後をついていくと、こうばしい匂い。ハナバチたちは、シロツメクサの花から集めた蜜で、おいしいお菓子を作っていたのです。コガネムシたちが作っていたのは、葉っぱのジュース、そしてトカゲが作っていたのは、螢石キャンディでした。ふたりは野草が咲き競う原っぱで、夢みたいな小さな旅をしたのでした。 (チリとチリリのシリーズは全部で6巻です。)

 


 

 

はなのがっこう

 

仁科幸子 文・絵        
本体 \1,200.
初版 2007.7
横16.5cm×縦12cm
対象:4歳から

 

 

 

 はなのがっこうの生徒たちは、花組と、葉っぱ組と、根っこ組に分かれて、花のお世話の仕方を教わっています。花たちががきれいに咲くためには、光や土や雨と、それに特別な手助けもいるのです。いろいろ勉強した生徒たちはある日、3人ひと組で、お世話をする花を決めてもらえることになりました。次々に担当が決まっていき、最後に残ったグループは、チューリップのお世話をすることに。さあ、生徒たちは土の中に並ぶ球根に、どんなお世話をするのでしょうか?

 


 

 

じっちょりんのあるくみち  

 

 


かとうあじゅ  文・絵
文溪堂出版
本体 \1,300.
初版 2011.5
横22cm×縦23.5cm
対象:3歳から

 

 

    

 団地のベランダの下で朝を迎えたじっちょりん一家は、葉っぱや花の朝ご飯を済ませて、種を背負って出発。葉っぱの陰に隠れたり石垣をよじ登ったりと、見かけによらず身軽な親子4人組は、行く先々で草花の種を蒔いて歩きます。道ばたや、コンクリートで固められた歩道のわずかな隙間に・・・。じっちょりんたちは、動物や赤ちゃんは別として、その姿が人間の目に触れてはいけないのですって。ああ、だからいつの間にか、道ばたのこんな隙間からも草たちが芽を出すんだ、と、素直に思えてしまう絵本です。
 じっちょりんって、一体どんな人たち?虫なの?って言った人もいましたが、それはちょと違うような・・・。このシリーズ、「じっちょりんとおつきさま」「じっちょりんのなつのいちにち」と続くにつれて、彼らのナゾが解き明かされていきますよ。


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