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“一緒に暮らそ! ”の号 2014.10
動物や昆虫・鳥に人間、種類が違っても仲良く一緒に暮らしてます!という幸せな世界を描くのは、絵本がお得意とするところ。お話の主人公たちはみんな、自分と違うところだらけの相手を、とても上手に受け止めています。それって、現実社会じゃ難しいこと?お話世界だからできること?そうかな・・・う〜ん。仲良し暮らしのお手本3話、どうぞ! |
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くすのきだんちは 10かいだて |
武鹿悦子 文 末崎茂樹 .絵 ひかりのくに 本体 \1,200. 初版 2007.2 横22cm×縦26.5cm 対象:3歳から |
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風と光に包まれて、野原にそびえるくすのきだんち。住人はウサギやサルやキツネ、それに鳥たち。みんなで仲良くやれていることが、管理人のモグラの自慢です。ある時、カケスが空室を借りようとやってきて、広い7階にするか空に近い8階にするかで、大いに迷います。それもそのはず、カケスにはお嫁さんが来る事になっていたのです。7階に住み着いたカケス夫婦に、初めての卵が誕生した頃、8階の空き室を見せて欲しいとやって来たのは・・・、ヘビ。どうやらカケスの卵をねらっている様子です。さあ大変! |
ペニーさんのサーカス |
マリ−・ホ−ル・エッツ 文.絵 松岡享子 絵 徳間書店 本体 \1,400. 初版 2014.7 横20cm×縦26cm 対象:5歳から |
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心優しく動物好きで、牛・馬・ブタ・ヤギ・にわとりといった動物たちを家族にして暮らしているペニーさん。そのペニーさんの家に、見慣れない動物が現れました。サーカスから逃げ出してきた、チンパンジーとクマでした。サーカスで芸をするのは楽しいけれど、檻に閉じ込められる暮らしにはうんざりだという2匹。どうかペニーさんの家に置いて欲しいとすがりつきます。でも待ってておくれと、ペニーさんは悲しい気持ちで2匹をサーカスに帰しますが・・・。ペニーさんシリーズ3作目。もりのなかのエッツの作品です。 |