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“実りの秋!”の号 2015.11
実りの秋といえば、お米・果物・おいも・・・などを大人は思い浮かべますね。勿論子どもたちだって美味しいものは好きですが、彼らがワクワクするのは、触れたり遊んだり出来る「実り」の方。木の実、紅葉した落ち葉、思いがけないところに出現するきのこ。みんな秋から子どもたちへのプレゼントです。たくさんの秋と遊べますように。 |
どんぐりころちゃん
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みなみじゅんこ 文・絵 |
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♪あたまは とんがって、おしりは ぺっちゃんこ♪という愉快な言い回しと、頭やお尻に触れてみせる仕草で、数あるわらべうたの中でも特に子どもたちの“受け”がいい、どんぐりころちゃん。絵本の中ではどんぐりたちが、わらべうたを歌いながら木の上から飛び降り、跳ね回ります。最後はフカフカの落ち葉の上に、ころころ、ころん。お茶目などんぐりたちと一緒に歌いながら、秋をお楽しみください。近くにどんぐりを拾える場所が有るといいですね。 |
ほしじいたけ ほしばあたけ |
石川基子 文.絵 |
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きのこ村の長老である干ししいたけ夫婦は、日向ぼっこが好きで濡れるのは大嫌い。若いキノコたちの揉め事など仲裁しながらのんびりとくらしていました。ところが、ある時タマゴタケの子どもが、崖下へ転げ落ちてしまいました。ほしじいたけさんが助けに降りて行きましたが、なにせカサカサに乾いた老人しいたけのこと、タマゴタケを連れて崖を登るだけの力がありません。そこで、ほしじいたけさん、「いたしかたあるまい」と、一大決心。・・・これ以上は書けません。(^^) 読んでくださいね。 |
ばけばけ はっぱ |
藤本ともひこ 絵・文 |
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市街地の歩道でも、秋は色とりどりの落ち葉が散っています。そして、それを見付けたら拾わないではいられない子どもたち。こうして持ち帰った落ち葉を使って、こんなお楽しみはいかがですか?それに加えて、木の実や草の実があったら最強ですよ。家の中まで秋色になります。それから、公園へ散歩に行く時にはママのポケットにノリかボンドを・・・。遊んで帰るときにゴミを残して来てはいけないけれど、木の葉で作ったこんな置き土産があったら、次に行った人が楽しい気持ちになるでしょうね。ピコットでこの秋一番売れている絵本です。 |