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“いちねんせい絵本”の号 2018.2
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1ねん1くみの1にち |
川島敏生 写真 |
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机や椅子の脚がパイプで、教室の後ろにはみんなの作品が所狭しと貼られている、日本のどこにでもありそうな小学校。そのまたどこにでもありそうな1年生の暮らしを、写真で捉えたのがこの絵本です。子どもたちの言葉が吹き出しに書き込まれていたり、持ち物や給食が事細かに説明されていたり、一年生のクラスのリアル!です。写っている子どもたちの表情が自然で伸びやかなのは、きっと「カメラマンがいるのが自然」というくらいの回数を、このクラスに撮影に通ったからなんでしょう。学校ってどんなところかな?と思った新入生予備軍に見ておいていただきたい、日本の普通の1年生の暮らしです。 |
とのさま1ねんせい |
長野ヒデ子・本田カヨ子 文・絵 |
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遊ぶことが大好きなお殿様。当然のことお勉強なんて嫌いですから、学校には行きたくありません。「いやじゃ いやじゃ 1ねんせいは いやじゃ。」 家来たちが準備をさせようとしても逃げていってしまいます。困った家来たちは、隠れている殿様に聞こえるように、「ともだちが いっぱいできるんだってよー!」「おいしい きゅうしょくが たべられるんだって」 と、楽しそうにおしゃべりして、みんなでランドセルを作り始めました。家来たちの入学準備に心揺れるお殿様、はたして学校には行けるのでしょうか? |
いちねんせい |
谷川俊太郎 詩 |
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はじめての学校生活や友だちだちとのことをはじめ、この年齢の子どもたちが日常の中で感じることを綴った、22編の詩の絵本です。シンプルな言葉から浮かび上がる“自分の気持ち”に出会.ったら、子どもたちはどんなふうに感じるでしょうか? 体験が言葉になるって、不思議な感動があります。初版は30年前。新一年生のお父さんやお母さんの中にも、この詩集を読んで育った方があるかもしれませんね。 |