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“ゆうびんです!”の号 2019.4
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まいごのてがみ |
石井睦美 文 平岡瞳 絵 |
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にぎやか森のゆうびんやさんは、困っていました。配達するはがきが雨に濡れてしまい、宛先が読めないのです。手掛かりがないかと本文に目を凝らすと、「きですか」「ほん」「ぼうし」「ぎゅう」という文字が見えています。そこで花屋さん、本屋さん、帽子屋さんとたずねて歩く郵便屋さん。でも、どのお店の人も心当たりがありません。はたしてはがきは無事に届けられるのでしょうか?絵本に問題の“はがき”が挟み込まれていますから、読者もあれこれ推理が楽しめますよ。 |
こんにちは またおてがみです |
中川李枝子 ほか文・絵 |
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ちきゅこく えほんけん こどものともむら ・・・・さま、と宛名の書かれたたくさんの封筒が1冊の絵本になっています。差出人は、絵本「こどものとも」シリーズの登場人物たち。配達するのは、もちろんあのホネホネさんです。文字を覚えて、お手紙を書くのが楽しい年代のお子さんにプレゼントすると喜ばれます。なんていっても、ぐりとぐらやあさえや、だるまちゃんからのお手紙なんですからね。お手紙ごっこを楽しんで、やがて手紙を書く人になって欲しいと思います。筆不精のわたしが言うのもアレなんですけど。(^^) (こどものとも700号記念企画です。) |
まっていたてがみ |
セルジオ・ルッツィア 文 福本友美子 絵 |
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郵便配達のレオは、村の家々に手紙や荷物を届ける仕事をしています。みんなに喜んでもらえるその仕事を楽しむ毎日でしたが、自分では一度も手紙をもらったことがありませんでした。そんなある日レオは、仲間からはぐれた小鳥を保護します。1人で南へ飛んでいくのには幼すぎるその小鳥を家に迎え、レオと小鳥はひと冬を家族として過ごしました。そして春。すっかり大人になった小鳥は、別れを惜しみつつ、仲間と合流して北へ旅立ったのでした。再び1人暮らしに戻ったレオ。配達の仕事に励むレオのところに、待ちに待ったその手紙は届いたのです。 |