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“石の絵本”の号 2019.5
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ロバのシルベスターと まほうの小石 |
ウィリアム・スタイグ文・絵 |
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夏のある日、ロバの男の子のシルバスターは赤い小石を見つけました。それは、身に付た者の願いが叶う魔法の小石だったのです。大喜びで両親のもとに帰る途中、シルベスターはライオンに襲われそうになり、自分が岩になるよう願いました。魔法の小石でライオンを消すことだってできたのに、慌てていたのです。石になったシルベスターは、すぐそこに転がっている小石を手にすることができません。だからもう、ロバに戻りたいと願うことはできなくなってしまったのでした。 |
そらからきた こいし |
しおたにまみこ 文・絵 |
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ある朝ハナは、不思議な小石を見つけました。その四角い石は地面に落ちずに浮き上がっているのです。不思議な石が流れ星の落ちた辺りで見付かることに気付いたたハナは、それから浮かぶ小石を集め始めました。集めた小石はパズルのように組み合わせると、パチンとくっつき合ってひとつになっていきました。浮かぶ小石は、もともと一つのものだったようです。そして、あと一つの足りないパーツがなかなか見つからないでいた、ある夜のこと・・・。起こり得ないはずのことを体験させてくれる、謎めいた絵本です。 |
はまべにはいしがいっぱい |
レオ・レオニ 文・絵 谷川俊太郎 訳 |
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謎めいた石たちのお話の後は、浜辺にある普通の小石を楽しみましょう。あのレオ・レオニが見つけた小石たちの絵本です。丸い石、角張った石、しましま、ひび割れたのや穴の空いた石。いろいろありますね。おや?数字やアルファベットが浮かんで見える石もあるんですか?更には動物の形をしたのや人の顔に見えるのまで、画家の目は発見します。ほんとに・・・?今度浜辺に行ったら、そんな石があるか、あなたもよ〜く探してみませんか。 |