・・・・・・・・・・・・・・・テーマで選んで並べてみると、絵本っておもしろい ・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

“恥ずかしがりっ子の事情”の号 2020.3

 

 

 ネガティブな感情とは言えないでしょうけど、“恥ずかしい”という気持ちも厄介なものです。大人になっての恥ずかしさには思い当たる理由がありますが、思い返してみると、子どもの時の恥ずかしさというのは、これという訳もなく突然にやってきたような気がします。しかも大抵は、ここぞという大事な時に。何とか押しのけようとしてもぴったりくっついて離れてくれないこの感情とは、いったいどう付き合えばいいのでしょうね。

 

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ねえねえ パンダちゃん

 

西村敏雄 文・
ほるぷ出版

本体 ¥950.
初版 2019/03  
横18.2cm×縦18.3cm
対象:2歳から


 

 

 

 どこいくの?と聞かれても、クッキーあげようか?と聞かれても、パンダちゃんはただもじもじ。えーっとえーっと・・・しか言えません。広場ではお友だちが遊んでいましたが、ぱんだちゃんは恥ずかしくて声をかけることができません。木の陰に隠れてたパンダちゃん、ふと隣の木を見ると、そこにもうひとり、うさぎちゃんも恥ずかしそうに隠れていたのです。ふたりは顔を見合わせてしばらくもじもじしていましたが、「おなじだね」と気づいて、にっこり。ふたりは一緒に、「あーそ−ぼ!」とお友だちの方へ出て行ったのでした。

 

 

もじもじこぶくん

 

小野寺悦子 
きくちちき
 
福音館

本体 ¥900.
初版  2019/02 
横26.8cm×縦19.4cm
対象:4歳から

 

 

 

 アイスクリームを買いに出かけた、こぶくん。でも恥ずかしがりやのこぶくんは、お店に着いても注文ができず、もじもじするばかりです。そのうちお店にはお客さんが次々とやって来ました。みんながどんどん買っていくので、こぶくんは、アイスクリームが無くならないかと心配になってきました。その時、ちいさなちいさな いちごあじのくださーい という声が聞こえてきました。ありの、ありちゃんでした。ありちゃんは一生懸命に声を張り上げているのに、声が小さすぎてアイスクリーム屋さんに届かないのです。ありちゃんの涙を見た時、こぶくんにむくむくと勇気が湧いてきました!そして、ありちゃんを肩に乗せて、とうとう大きな声でアイスクリームを注文することができたのでした。

 

 

きょう、

おともだちができたの


 

 

得田之久 
種村有希子
 
童心社
本体 ¥1,300.
初版 2018/02
横22.2cm×縦20.8cm
対象:4歳から

 

 

 

 恥ずかしがりで泣き虫で、園ではいつもひとりで過ごしていたゆうなちゃん。そんなゆうなちゃんに、りなちゃんが「あそぼ」と声をかけてくれました。一緒に遊んだ楽しい時間。嬉しくて嬉しくて、ゆうなちゃんは帰り道でも家に帰ってからも、すっとお友だちができたことを話し続けました。そして、ふと心配にもなります。りなちゃん、明日もあそんでくれるかな・・・。初めてお友だちができた幼い子の喜びや心配を、周りのみんなもやさしく見守ります。

 

 

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