・・・・・・・・・・・・・・・テーマで選んで並べてみると、絵本っておもしろい ・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

“ダメと言われたらやめられない”の号 2020.5

 

 

 子どもというのは、ダメだよ、と言われれば言われるほどやりたくなる人たちです。その“だめ”なことが、とても魅力的に思えてくるのですよね。ちょっとだけならいいか・・・とか、誰も見てなきゃいいや・・・とか心の中で言い訳をしてやってしまうのです。そしてその結果“あ〜あ”という事態を招くことになるのですが。そんな子どもの気持を、わかる!と思えるのは、わたしのどこかに、まだ“やってはいけません”に惹かれる心理が残っているせいなのでしょうか?いえ、我慢はできるんですよ、大人ですから。

 

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11ぴきのねこ ふくろのなか

 

馬場のぼる  文・
こぐま社

本体 ¥1,200.
初版 1982/12  
横18.7cm×縦26.3
cm
対象:3歳から


 

 

 

 遠足に出かけた11ぴきのねこたち。花を取るなの立札のある花畑に入り込み、危険渡るなと書かれたオンボロ橋を渡り、登るなという注意書きのある木に登ってお弁当を楽しみます。そんな11ぴきですから、野原に はいるな と注意書きの添えられた大きな袋を見つけると、勿論先を争って潜り込んでしまいました。ああ、11ぴき!それは悪い化け物の仕掛けた罠なんだよ・・・。悪いウヒアハにまんまと捕まってしまった11ぴきは自由を奪われ、毎日厳しい労働を強いられます。いったいどうしたら、ウヒアハから逃げられるのでしょうか?   

 

 

だめよ、デイビッド!

 

デイビッド・シャノン 文・絵
小川仁央 

評論社

本体 ¥1,300.
初版 2001/04 
横22.2cm×縦28.4cm
対象:4歳から

 

 

 

 騒ぎ立てる、食べ物で遊ぶ、下品なことをする、散らかして片付けない。どれもみんな、お母さんの大嫌いなことばかり。その度に「だめよ!デイビッド!」と、お母さんの怒った声が聞こえてきますが、彼はそんな注意などお構いなし。ところがおふざけが過ぎて、とうとう大切な花瓶を割ってしまいました。後悔しても後の祭り。さすがに元気を無くしたデイビッドに、お母さんの優しい手が伸びて・・・。こういう憎めない男の子、あなたのすぐそばにもいそうですよね。保育園で大人気の絵です。

 

 

ガンピーさんのふなあそび

 

 

ジョン・バーニンガム 文・絵
みつよしなつや 

評論社
本体 ¥1,400.
初版 2020/02(改版)
横24cm×縦24cm
対象:4歳から

 

 

 

 ガンピーさんは川の近くに住んでいて、舟を持っていました。舟を漕ぐガンピーさんを見て、子どもたちが「連れてって」と言いいます。「いいとも」とガンピーさん。「けんかさえしなけりゃね」 川を下るにつれて乗客希望者はどんどん増えていきます。うさぎ、ねこ、犬、ぶた、羊、ニワトリ、牛、ヤギ。その度ガンピーさんは、やってはいけないことを言い聞かせてみんなを舟に載せましたが、勿論彼らは、いつまでもそんな約束など守ってはいられませんとも。そのうちみんなが、蹴っ飛ばしたり暴れたり追いかけ合ったりし始めたので、とうとう舟はひっくり返ってしまいました。でもね、大丈夫ですよ。みんなは土手に這い上がって体を乾かし、その後ガンピーさんちでお茶の時間を過ごしました。ガンピーさんは言います。「また いつか のりにおいでよ」

 

 

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