2003.5

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ヘンリー
フィッチバークへいく

 

  ジョンソン 作・絵 今泉吉晴 訳
  福音館 \1,200.(本体)
  横28×縦23.5cm
  対象:幼児から
 フィッチバーグへ向かう二人。汽車に乗って行きたい友だちは、まず働いて切符を買うことにします。一方ヘンリーは、48キロの道をのんびり行こうと、徒歩で出発します。豊かな自然を楽しみながらてくてく歩いたヘンリーがフィッチバーグの駅に着くと・・・。左のページに働く友人、右のページには歩くヘンリーを描いて、二つの価値観を対比させています。あなたはどの方法を取りますか?

えをかく

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  谷川俊太郎 作 長 新太 絵
  講談社 \1,600.(本体)
  横27×縦22cm
  対象:幼児から

 「まずはじめに じめんをかく つぎには そらをかく それから おひさまと ほしと つきをかく」で始まる詩に、力強い絵が添えられます。詩人と画家が描くのは、生きものたちが暮らす豊かな地球。そして人が描かれ暮らしが描かれ、悲しい現実も楽しみも並べられていきます。そしてもう一枚。「まずはじめに じめんをかく」

三つのお願い
いちばんたいせつなもの

  クリフトン作 はた こうしろう 絵
  金原端人 訳
  あかね \1,200.(本体)
  横19×縦26.5cm
  対象:幼児から

 自分の生まれた年に出来た1セント玉を1月1日に拾うと、三つの願いがかなうのですって。ゼノビアは、せっかくその1セント玉を手に入れたのに、最初の願いはそれと知らず使ってしまい、二つ目は仲良しのビクターとのけんかに使ってしまった。ビクターが一緒じゃないと何をしてもつまらない・・・。

 

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