ピパルクとイルカたち

　　ヒンメルマン　作・絵
　　はねだ　せつこ 訳
　　岩崎　\1,300.（本体）
　　横23×縦28cm
　　対象：5歳から

　お父さんと猟に出た帰り、凍てつく寒さの中で、ピパルクは氷に閉じ込められたたくさんのイルカたちを見付けます。こんなにたくさんのイルカがいれば、村は何年も食料に困らないでしょう。でもお父さんは「こういう時はイルカを捕まえてはいけないんだよ。」といいます。イルカのおかげで、人間は何百年も生きてこられたから、イルカには大きな恩があるのだというのです。村中総出でイルカの救出作戦が始まりました。イルカが弱らないように魚を与え、穴がふさがって窒息しないよう氷のふちを割り続ける村人たち。ピパルクは、いつしか、イルカを励ますために歌を歌っていました。本当に自然を知っている人たちによるイルカ救出作戦は、独特の自然観の裏づけゆえ、説得力があります。

ズームアップで発見

　　ガリレオ工房編　
　　伊知地国夫写真
　　滝沢美絵写真　作・絵
　　大月書店　\1,800.（本体）
　　横21.5cm×縦21cm
　　対象：高学年から

　シャボン玉・発泡スチロール・液晶画面。身近なものも拡大するとこの通り！美しい連続摸様や、宇宙かと思うような幻想的な映像が見られます。"びっくり、ふしぎ　写真で科学"シリーズの第一巻。