2005.4
おとぞうさん |
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きあらは保育園への行き帰りに、必ずおもちゃ屋さんのショーウインドウを覗きます。そこにすてきなぞうさんが飾ってあるからです。送り迎えで娘の気持ちに気付いていたおきあらの父さんは、ある日大きなぞうさんにぶつかります。そのぞうさんは、お父さんに箱を差し出しました。箱には、「あなたも ぞうに なれる」という説明書と各種のお薬が・・・。 |
ロッテ |
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デリエ作 ケーゲル絵 お母さんに作ってもらったワンピースにはポケットが十個。ご機嫌なブブノアさんが森へおでかけすると、動物たちがみんな、ポッケを見つけて入りたがります。りすやウザギ、ハリネズミまでは何とかなったのですが、クマの子は、ね・・・。ブブノアさんとクマの子は、ワーワー泣きながらお母さんの所へ。 |
ぼくじょうに きてね |
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星川ひろ子/星川治雄写真・文 まどかの家は牧場です。お乳を出すために出産させるので、生まれた赤ちゃん牛がお母さん牛と過ごせるのは4日だけ。まどかとお兄ちゃんは、お母さんから離された赤ちゃん牛を可愛がって面倒を見ます。けれども雄牛はお乳がでないから、いつまでも牧場に置く事は出来ません。よそに売られてお肉にされる事を知ったまどかに、お父さんは、人間は生きるために牛を育てているんだよと話してくれます。 |