2007.9
おさるの おいかけっこ |
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いとう ひろし文・絵 そっくりのさるたちが、仲よく暮らす、おさるの島。あんまり似ているので、他のだれかが何かしても、自分がしているかのように思えてしまうほど。この時もそうでした。だれか一匹が走り出し、するとみんなも走り出し、おさるたちはぞろぞろつながって、島中をおいかけっこ。「ぼくは ぼくを おいかけて、ぼくは ぼくから にげていきます」といったふうに。 むじゃきでどこか哲学的な、おさるの島のお話。 |
へんてこやまの |
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かんなり まさこ文 くすはら順子絵 へんてこやまの運動会は、とってもへんてこ。かけっこは ゴールなし。お相撲は、一人対大勢で、綱引きは、負けても勝っても、川へザンブリコ!そして、木の実採り競争でおいしいお昼の後は、どうやらお昼寝競争みたいです。いいな〜。 |
ぽっかりつきが
でましたら |
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内田麟太郎文 渡辺有一絵 ぽっかりつきが でましたら ぽっかり かばもでるでしょう・・・。ありえないことを現実にしてみせる内田さんのナンセンス。それを絵にしてしまう渡辺さんの筆。中也さんはびっくりするかもしれませんが、子どもたちは大いに楽しんでくれると思います。内田さんのもう一冊、「うそつきのつき」とあわせてお楽しみください。 |