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<2023.12.20>
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サンタさんはどうやって えんとつをおりるの?
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マック・バーネット 文 ジョン・クラッセン 絵 |
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サンタさんはなぞの人。 | |
どこからくるのか? | |
なぜ子どもの欲しいものが分かるのか? | |
どうやって全部の子どもたちの家を回るのか? | |
そういった様々ななぞのうち、 | |
この絵本では特に、サンタさんの煙突の降り方に | |
フォーカスしています。 | |
※ サンタがエントツから入ってくるという説については | |
Clement Clark Mooer の詩 | |
A VISIT FROM ST・NICHOLAS をご一読ください。 |
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まほうのよるに はじめてサンタのそりをひいたトナカイのおはなし
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マット・タバレス 文・絵 |
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トナカイの一家はサーカスに囚われの日々、 | |
いつか故郷北極に戻りたいと願っていました。 | |
ある嵐の夜に | |
脱出を果たした末っ子ダッシャーは、 | |
北への逃避行の途中サンタさんに出会います。 | |
その時サンタさんのそりは、 | |
重い荷物に苦労していたのでした。 | |
※ そりのお話も前述の詩に出てきます |
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苅田澄子 文 高畠那生 絵 |
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寝坊したサンタさん、 | |
慌てて支度したので洋服がうらがえし。 | |
すると、赤いマントの裏側が黒だったせいで、 | |
サンタさんはいつもと反対の | |
イヤ〜なサンタさんになってしましました。 | |
寒いのイヤ、煙突から入るのイヤ、 | |
配るプレゼントはみんなヘンテコ。 | |
そんな裏返しサンタに出会った男の子のお話。。 | |
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しごとをみつけたサンタさん
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スティーヴン・クレンスキー 文 |
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サンタさんは若い頃 | |
どんなしごとも長続きしませんでした。 | |
煙突そうじも、宅配もコックさんも、 | |
動物園の飼育係も、サーカスでさえも・・・ | |
サーカスを首になってしまったサンタさんは | |
小人たちの招きを受けて彼らの家へ。 | |
するとそこには、小人たちが作った | |
たくさんの素敵なおもちゃがあったのです! | |
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クリスマスに ゆきがふりますように
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シビル・ドラクロワ 文・絵 石津ちひろ 訳 |
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クリスマスが来るのに雪が降りそうもないので、 | |
リュシーとユリスの兄弟はガッカリしていました。 | |
そこんなところに、アイスランドのおばさんから、 | |
スノードームが届きました。 | |
スノードームの中には2人の家とそっくりの家が! | |
なかなか眠れないイブの夜、 | |
リシューがスノードムを振ってみると? | |
願いが叶う夜のおはなし。 | |
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ちいさなクロのおはなし
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降矢なな 文・絵 |
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ママとぬいぐるみのスノウと | |
クリスマスマーケットに出かけたなーちゃんは、 | |
捨て犬のクロと出会いました。 | |
クロは市場のみんなに可愛がられていましたが、 | |
連れて帰ってもらうお家はありませんでした。 | |
なーちゃんはクロと出会い、仲良くなりますが、 | |
帰り道で事件が起こります。 | |
・・・ クリスマスのお語のなかでも、、わたしは | |
動物が幸せになるお話が一番好きです。 |
<2023.10.10>
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ぐりとぐらのバースデイブック
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中川李枝子 文 山脇百合子 絵 |
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お祝いの言葉や成長の記録を書き込んだり | |
写真を貼ったりして、 | |
お誕生日に送る絵本です。 | |
これ、子どもだけのものにしたらもったいない。 | |
成人式を迎える方の幼い日を振り返ったり | |
お年を召したお母さんの子ども時代を聞いて | |
書き込んでプレゼントするのもよさそうです。 | |
ぐりとぐらからのお祝いカード付き。 | |
よるよ
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コジヤジコ 文 中山信一 絵 |
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回文のペンネームを持つ作家のテキストが | |
ダイナミックな絵と溶け合い、 | |
ワクワクするお話とになって動き始めました。 | |
今いる場所から離れて、 | |
この世界に来て遊びませんか? | |
勿論、言葉はすべて回文です。 | |
わたしのおにんぎょうさん
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出久根育 文・絵 |
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エマのお誕生会に招かれたわたし。 | |
お母さんは夜の間に、 | |
プレゼントのお人形を作ってくれました。 | |
そのお人形を包んでお誕生会に向かっていると、 | |
中からわたしに話しかけてくる声が・・・。 | |
お人形に魅入られた女の子の気持ちが | |
お人形を生き生きと動かして共感を呼びます。 |
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つきみのまつり
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羽尻利門 文・絵 |
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今夜はお月見なのに、空には雲が掛かっています。 | |
満月を待ちくたびれた子どもたちを、 | |
お母さんが神社の夜祭りに誘いました。 | |
屋台の並ぶ賑やかな広場を通り抜け、 | |
一家はケーブルカーで頂上の本殿へ。 | |
観月祭の巫女の舞を見ていると |
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突然、辺りが月明りで明るくなり・・・。 | |
満月の夜の神秘に満ちた体験が描かれています。 |
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<2023.7.15>
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ぽんぽこあめふり
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田中友佳子 文・絵 |
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森に夕立が雨が降ってきて | |
一緒に遊んでいたウサギもキツネも | |
みーんな急いで家に帰ってしまった。 | |
もっとあそびたかったなあ! | |
そんなぽんたを、知らない子が誘いに来たよ。 | |
雨の大好きな仲間たち、 | |
あめふりこぞうに、かっぱに、カミナリ。 | |
てんごく
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新美南吉 文 長野ヒデ子 絵 |
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どのお母さんも持っている、天国、 | |
それは背中。 | |
お母さんに負ぶわれるこどもの | |
安心と幸せを書いた南吉の詩が、 | |
絵本になりました。 | |
実母と早くに死別した南吉が、 | |
憧れも込めて書いたのでしょう。 |
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馬場のぼるの おえかき教室 |
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馬場のぼる 文・絵 |
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えんぴつと紙さえあれば気楽に描けそうですが、 | |
目の形やひげの向きのわずかな工夫で | |
表情が変わるのですね。 | |
馬場さんは前書きで、 | |
そっくりまねする必要はないのです と | |
書いています。 | |
この本は、誰でも自分らしい絵が描けるための | |
入り口なんですって。 |
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<2023.4.8>
パッポー
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北村人 文・絵 |
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窓からハトさんが飛び出して、 |
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パッポー!と時間を知らせてくれるハト時計。 |
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おや?次の時報で出てきたのはだれ? | |
ニャッオーって鳴いていますよ。 | |
パッポーの代わりに次々現れる動物たち。 | |
今度は、だれかな? | |
ごみしゅうしゅうしゃの ぽいすけくん
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正高もとこ 文 鎌田歩 絵 |
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ぽいすけくんのお仕事は、 |
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町中のごみを集めることです。 |
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元気に働いていたある日、事件が起こりました。 | |
仲間のぱっくんの積んだゴミから、出火! | |
ぽいすけくんはこれをきっかけに、 | |
ごみの分類やゴミ出しのマナーについて、 | |
考えるようになります。 | |
大人の方にも見てほしい1冊です。 | |
あずきのあんちゃん ずんちゃんきんちゃん |
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富永まい 文 植垣歩子 絵 |
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お手玉からこぼれ落ちた3粒のあずき。 | |
あずき兄弟はそれぞれ夢を抱きますが、 | |
それが叶わないうちに、 | |
カラスにごくりと飲み込まれてしまいます。 | |
けれどもそれで、万事休す! | |
とはならないのが絵本のいいところ。(笑) | |
兄弟はカラスのふんと一緒に空の上から、 | |
ポットーンと |
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やわらかな土の上に落とされて・・・。 |
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へそまがりの魔女
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安東みきえ 文 牧野千穂 絵 |
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みなしごの娘は森の中で迷い、 | |
へそ曲がりの魔女の家にたどり着きます。 | |
優しくされたことのない娘と、 | |
愛したことのない魔女の、ぎくしゃくとした暮らし。 | |
さて、王国に跡継ぎの王子が生まれ、 | |
魔女は王子に呪いをかけるため画策します。 | |
二人を猫の姿、国の民も動物として描かれた、 | |
どこか陰のある絵が、 | |
この深い物語を、一層 | |
真実に近づけているように感じられます。 | |
<2023.1.10>
ぴーぴーばっくしまーす
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片山 健 文・絵 |
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体の動きが活発になる1歳ころになると、 |
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どの子もいろんな動きを試すようになりますね。 |
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ぴーぴー とバックして、 | |
どん! | |
そして、ぶつかるたびに大笑いする彼ら。 | |
何故にわざわざぶつかる? | |
そう思うのは、残念ながらわたしたちが | |
もう大人になってしまったから・・・らしい。 | |
ぐいーん! こうしょさぎょうしゃ |
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竹下文子 文 鈴木まもる 絵 |
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こちらは幼児向け乗り物絵本です。 | |
道路工事や建築、災害復旧をしたり、 | |
工場の資材を動かしたりする高所作作業車。 | |
高い所の果物の収穫をする農作業や、 | |
木の枝をきる仕事、 | |
そして、商店の看板の交換まで、 | |
生活に近い場所でもいろいろと活躍しています。 | |
小さいひとたち憧れの重機です。 | |
人類の進化大百科
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更科功 監修 川崎悟司・おかやまたかとし・フクイサチヨ 絵 |
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今地球上にいる人類は我々ホモサピエンスだけ。 | |
けれども、人類の歴史700万年の間には、 | |
20種類以上の人類が誕生し消えて行きました。 | |
どんな人々がどんな暮らしをしていたのか。 | |
同じ時代を生きた人類同士の交流はあったのか。 | |
そして、なぜ、わたしたち以外の人類は | |
生き延びられかったのか。 | |
ロマンです。 | |