・・・・・・・・・ テーマで選んで並べてみると、絵本っておもしろい ・・・・・・・・・

 

 

 

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“うさぎの絵本で新年を祝おう”の号  2023.1.10

 

年越しイベントや年賀状では、干支が注目されますが

年に一度干支を言われてもピンと来ない子もいるでしょう。

けれど、干支のいわれというのがなかなかドラマチックなので、

たくさん出ている絵本のどれかは是非手にしてみてください。

さて、今年の干支はうさぎですが、

うさぎが活躍する絵本も、実はたくさんあるんです。

「ピーターラビット」や「わたしのワンピース」「うさこちゃん」は、

幼い読者がもれなく手にするといっていい、身近な絵本です。

それ全部読んでるよ!というあなた、では、こちらは?

という訳で、このコーナーでもうさぎの絵本特集です。

 

 

 

もうすぐもうすぐ



岡田千晶 
おかだこう 
本体 \1,300.
教育画劇
横21.5cm×縦26.5cm
初版 2012/11 
おすすめ年齢:3歳〜

 

 

子うさぎの兄弟のなかでいちばんちいさいブブ。
一家が暮らす冬の森にも、少しずつ春の感じられるようになってきましたが、
でも、ブブはまだ春を知りません。
ある朝早く、ブブはなにかの足音で目覚めました。
春がやってきたんだ!
雪の残る森にひとりで出かけたブブは、大きな白いクマに会いました。
おじさんは、はるなの?
春になったら暖かくなって、ぼくはも大lきくなってお兄ちゃん達みたいになれると、
その時を待ち焦がれる子うさぎと、
春が来るので寒い地方に引っ越していくクマの触れ合いが描かれています。
 

 

ちいさなうさぎのものがたり




アルヴィン・トレッセルト 
レナ−ド・ワイスガ−ド 
安藤 紀子 
ロクリン社
本体 \1,500.
横20.4cm×縦25.5cm
初版 2017/03 
おすすめ年齢:5歳〜

 

 

 

ある牧草地の外れの巣穴で生まれたうさぎの兄弟たちに、
母さんうさぎは、生きていく上での知恵をしっかりと教えました。
なにしろうさぎは弱い生き物なので、自分の気配を目立たせてはいけません。
気を付けなさい 用心しなさい 見つからないように。
それでも、子うさぎたちには巣穴の外で過ごすのが楽しくて仕方がないのでした。
やがて、巣立ちを迎えた子うさぎたちは、巣穴の外の暮らしを謳歌するのでしたが、
ある時1わのこうさぎが、おいしい野菜でいっぱいの畑を見つけます。
そして、用心しなさいとあんなに言われていたのに、うさぎは畑の罠に掛かって・・・
日本語版は2017年に出ていますが、原書の初版は1957年です。
 

 

 

ふゆのコートをつくりに



石井睦美 
布川愛子 
ブロンズ新社
本体 \1,300.
横21.5cm×縦24cm
初版 2022/10
おすすめ年齢:4歳〜

 

 

冬になったので、うさぎのさきちゃんは
新しいコートを作ってもらうことになりました。
お母さんが大事に使ってきた赤いコートを
きつねの仕立て屋ミコさんに仕立て直してもらうのです。
さきちゃんがどんなコートをイメージしているのか、
ミコさんは、独特の言葉使いで丁寧に聞き出してくれます。
そして、出来上がったコートの素敵なこと!
お母さんのものだった赤いコートは、
さきちゃんを暖かく包んでくれるのでした。
 

 

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