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<2021.11.20>
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オリーとクリスマスのまほう
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ニコラ・キルン 文・絵 |
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オリーはシャランシャランという音に |
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目を覚まし、ベッドを出ました。 |
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勇気を出して森に行くと、木の枝に鈴の首輪が。 |
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それは、トナカイさんが探していた首輪でした。 | |
トナカイさんと仲良しになったオリーには、 | |
お別れが辛かったのですが、 | |
トナカイさんは今夜大切なお仕事があるので、 | |
もう帰らなくてはなりません。 | |
窓あき仕掛け絵本です。 | |
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こねこのウィンクルと クリスマスツリー
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ルース・エインズワース 文 |
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台所で生まれた、三匹兄弟の子猫たち。 | |
中でもウィンクルは | |
なかなかのきかん坊のようです。 |
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クリスマスが近づき広間にツリーが立てられると、 |
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それは、子猫たちの目に | |
とても魅力的に映りました。 | |
あれは、ここの子どもたちのものですよと | |
お母さんに言われていたのたのに、 | |
ウィンクルは夜の間に | |
こっそり広間に出かけて、ツリーに登り・・・。 | |
ひとりぼっちのもみの木
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豊福まきこ 文・絵 |
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もみの木の立っている丘は、 | |
以前は大きな森でした。 | |
仲間はみなクリスマスツリーとして | |
街に居心地の良い場所をみつけ、 | |
今ここに立っているのはそのもみの木1本だけ。 | |
さみしさに耐えて冬の眠りにつこうとする | |
そのもみの木に届いたのは | |
足音と光と暖かな手・・・。 | |
小さな版型に清らかな絵が並んだ、 | |
クリスマスの奇跡の絵本です。 | |
<2021.11.20>
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コールテンくんのクリスマス
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ドン・フリーマン 原案 |
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迎えに来てくれる子どもを待っている |
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デパートの、おもちゃだなのお人形たち。 |
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誰が自分を迎えてくれるのか、クマのお人形は、 |
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サンタさんに聞きたいと思いました。 | |
“サンタさんに会う時は、おめかしするのよ!” | |
という言葉を耳にしたクマのお人形は、 | |
夜になると、デパートを歩き回って、 | |
はだかんぼうの自分に似合う服を探します。 | |
くまにぴったりの洋服は見つかるでしょうか? | |
そして、くまはサンタさんに会えるのでしょうか? | |
リサに出会う前の日のコールテンくんのお話です。 | |
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ピッキのクリスマス
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小西英子 文・絵 |
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ピッキは、リナのお人形でした。 | |
二人はとても仲良しで、 | |
近づくクリスマスの準備を楽しんでいました。 |
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お母さんとクリスマスのお買いものに出た二人は、 |
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クリスマスマーケットで、プレゼントを買い、 | |
美味しそうなご馳走も買い、さあおうちに帰りましょ。 | |
ところが、なんてことでしょう! | |
ピッキはリサのバックから落ちてしまいました。 | |
小さなピッキは一生懸命にリサを追いかけますが。 | |
願いが叶う、特別な夜のお話です。 | |
こりすのクリスマス
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豊福まきこ 文・絵 |
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毎日クリスマスの準備に励むサンタさん。 | |
その様子を見て、こりすは、 | |
サンタさんにもクリスマスプレゼントが | |
あればいいのにと思います。 | |
そうだ、自分がサンタさんにプレゼントをあげよう。 | |
でも、サンタさんを喜ばせることができる、 | |
素敵なプレゼントってなんでしょうか? | |
森のみんなに相談してもわかりません。 | |
考えて考えて、考え疲れたこりすは、 | |
サンタさんの家の玄関で眠ってしまいました。 | |
<2021.8.28>
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きせつのせいかつえほん
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すとうあさえ 文 |
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小さな子どものいる家族の | |
毎日の暮らしとお休みの日の過ごし方、 | |
それに行事や季節なの、一年分 |
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(ひとめぐり・・・と表現されています)が、 |
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優しい文章とパステル画の小さな絵本に | |
ぎっしり収まっています。 | |
お子さんも楽しめる絵本ですが、 | |
お子さんとの時間を丁寧に過ごしたい大人に | |
役立つ絵本と言えるかもしれません。 | |
ご家族でどうぞ。 | |
ぼくは川のように話す
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ジョーダン・スコット 文 |
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このお話の主人公には吃音があり、 | |
そのことで辛い思いをしていると、 | |
父親は彼を自然の中へ誘います。 | |
そして、泡立ち波を打ち、 | |
渦を巻きながら流れる川を見せて、言います。 | |
おまえは川のように話しているんだ。 | |
川の流れるその堂々とした姿に、、 | |
少年は思うのでした。 | |
言葉が出てこない時にはこの川を思い浮かべよう。 | |
ブログでもご紹介しています。 ・・・→ |
<2021.7.8>
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デリバリーぶた
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加藤休ミ 文、絵 |
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ぶたのお仕事は、食べ物の宅配サービス。 | |
よく街で見かけるあの人たちより、 | |
もっとず〜っとすごいんですよ。 | |
海の上の漁師さんに焼き鳥を届け、 | |
雪山の登山家にラーメンを届け、 | |
大気圏を突き抜け、時空を超え・・・。 | |
いつもインパクトある作品で楽しませてくださる | |
加藤休ミさんですが、 | |
今回も、ええ〜っ?でした。 | |
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はげたかのオーランドー
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トミー・ウンゲラー 文・絵 |
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メキシコの砂漠で倒れている男の人を見つけて、 | |
はげたかのオーランドーは、 | |
彼の家族に知らせてあげたいと思いました。 | |
言葉の壁を越え、アメリカはバーモントへ。 | |
夜も昼も飛んで、奥さんと息子を見つけ、 | |
二人を連れてメキシコへ戻ったものの | |
そこには新たな苦難が待ち受けていました。 |
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悪者にしか見えないはげたか(失礼!)と、 | |
人間たちによる、人情味あふれるお話です。 | |
<2021.5.21>
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ぴぽん
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内田麟太郎 文、絵 |
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はじまりは、“ぴぽん”。 | |
その“ぴぽん”が次々と別の音に変化し、 | |
音と同時に画面に現れる不思議な表情。 | |
それも最後にはドッカーンと爆発して、 | |
さらに別の世界を見せてくれます。 | |
詩人によるふしぎな言葉と、 | |
詩人自ら描く絵によって、 | |
ぴぽんの世界が展開されます。 | |
見て聞いて体験する言葉の世界です。 | |
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おふくさんの てるてるぼうず
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雨が降るのは仕方がない・・・と思えない鬼さん。 | |
あめをやませろ! |
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と、おふくさんたちに無理難題を言います。 | |
さて、おふくさんたち、 | |
わがまま言わないの!でもなく、 |
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わたしたちのせいじゃないわよ!でもなく、 | |
オニさんのためにこんな事を始めたんですよ〜。 |
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ブログにも掲載しています。 ・・・→ | |
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このまちのどこかに
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シドニー・スミス文・絵 |
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戻ってこない飼い猫を探して、 | |
街を探し歩き、電柱にポスターを貼る少年。 | |
小さな生き物に、街はどんな場所なのだろう。 | |
いつも大きな音がして、車が走り回って。 | |
それでも裏通りに入れば、 | |
身を隠せる場所があり、 | |
親切な人にも出会えるかもしれない。 | |
でも、うちが一番いいよ。帰っておいで。 | |
雪の降り積もる街の、切ない夕方です。 | |
<2021.3.31>
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とりとり パタパタ
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矢野 アケミ 文・絵 雑誌:こどものくに(たんぽぽ版)3月号 |
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ワンワン!という鳴き声に | |
ご飯をついばんでいたすずめたちは | |
びっくりして一斉に飛び立ちました。 | |
その羽音に驚いて、鳩たちもカラスの群れも、 | |
さらにはペリカンやダチョウも・・・と | |
大変な騒ぎになっていますよ。 | |
ワンワンと鳴いたのは、いったいだれ? | |
どうぶつドドドシリーズ、3作目です。 | |
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しぜんのおくりもの
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イザベル・シムレール文・絵 ※フランス語のアルファベット順に並んでいます。
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「自然」とタイトルにある通り、 | |
草木や虫、きのこ、爬虫類など、 | |
心惹かれる、 | |
自然の中の生き物たちが描かれています。 | |
ランダムに入れられた拡大図や解説も魅力。 | |
そのポイントの的確さは心憎いほどです | |
そして、描かれたすべての自然が美しい! | |
もっと詳しく知りたくなったら図鑑をお手元に! | |
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くさきとりどりもんよう 草木鳥鳥文様
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梨木香歩文 ユカワアツコ絵
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野鳥と植物についての梨木さんのエッセイに | |
ユカワさんが画を添えて、 | |
雑誌:母の友の巻頭に連載されていました。 | |
それを写真集にまとめたのがこちら。 | |
画家は、人目に晒されることのない | |
引き出しの底板の部分に、自然を見出し、 | |
浮き出ている木目を野鳥の背景とした、 | |
とのことです。 | |
クロス装丁におしゃれな赤いケース。 | |
<2021.1.24>
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すっとびこぞう! おばけかいどう おつかいどうちゅう |
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大島 妙子作・絵
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病気のおとっつぁんの薬を取りに | |
おばけの国の薬屋に行ってきておくれ! | |
と、おっかさん。 | |
何と、とびのすけの母はろくろっ首だったのです。 | |
お化けの国へ行くなんて大丈夫かな? | |
大丈夫だとも。 | |
とびのすけだって、 | |
お化けの血を引いているんだからね。 | |
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みえない こいぬ ぽっち
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ワンダ・ガアグ文・絵
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三つの犬小屋があって、 | |
普通の子犬がにひきと | |
姿の見えない子犬がいっぴき住んでいました。 | |
見えない子犬は姿が見えなくても普通の子犬で、 | |
その暮らしに十分満足していました。 | |
見えるにひきが人間の子どもたちに | |
引き取られる時までは・・・。 | |
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おともだちに なってくれる?
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サム・マクブラットニィン文 アニタ・ジェラーム絵
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茶色のチビウサギは探検に出かけて、 | |
同じ年頃の白いチビウサギに出会いました。 | |
シロウサギは、いっしょにあそばない? | |
と声をかけてくれました。 | |
初めてのおともだち! | |
「どんなにきみがすきだか・・・」の姉妹作です。 | |