ぱんぷきん日記
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※ 本文と画像の無断転載を禁じます。
※ 顔アップの画像は保護者の方の承諾を頂いています。

2014.11.26(水)

今回はいつもの会場が借りられず、半分ほどの広さの部屋を使用。

人数は35人とさほど多くありませんが、人口密度が濃い〜と感じる例会になりました。

 

いつものようにキルトを敷いて、子どもたちはその上に。
指遊び♪ ひとつとひとつは どんな音? ♪でスタートです。
両手の指と指を打ち合わせ、順に指を増やしながら、音を聞いていきます。
1本2本の指では、聞こえるか聞こえないかの音ですが、
指が増えるにつれてはっきり聞こえ始めます。
子どもたちの耳には、何本目から聞こえたかな?
 
次の遊び♪ ネズミ ネズミ ドーコイキャ ♪ は、くすぐりで遊びました。
相手の手をとって、腕を二本の指でイチニイチニと歩いて(?)行き、
最後に相手の脇をくすぐる、あの遊びです。
0歳児は、くすぐられてもにこにこしているだけ。
指が近付いてくるのを見て、くすぐったさを予想できる年齢になると大騒ぎです。
同じ遊びでも反応が違うのが見ていて面白いですね。

 

ネズミになったヤギおばさんの手が、お人形をイチニイチニと・・・。

 

 
今日のゆさぶり遊びは、藤田浩子さんの「ふれあいあそびでギュッ」に紹介されている、

♪ ゆうらりゆうらり ゆうりのき ♪。

ことば遊び風の歌詞に、いろんなパターンの揺さぶり方が振り付けられています。
親子向かい合って両手を繋ぎ、
腕を広げたり、揺らしたり、前後させたり、
そして、最後の♪ ほおの木で 放りりだせ! ♪で、大人が子どもの体をくるんと回転させて離します。
この部分、もちろん赤ちゃんは、そおっとそおっと・・・。
でも、大きくなるとこんなことも喜びますよ。

 

「ほおの木で・・・」

「・・・ほうりだせ!」

くるりん!

ヤギおばさんの膝ででんぐり返しされて、余裕の笑顔。

 こうちゃん(2歳)です。

 

 

次に遊んだ♪ だいこん一本こうてきて ♪は、

寝転んだ子どもの足や脇を、お母さんがいっぱいさわって、最後には食べちゃう!という、
信頼関係があるからこそ楽しめる遊びです。
体全体をなでる、足首から上へと掴む、脇をつかむ、そしてさいごには、体のあちこちをつまんで“ガブガブ”する、
まさに、お触りフルコースです。
大きな子は、くすぐったがったり喜んだりで大騒ぎ!
ヤギわら歴2年、2歳男子のかんちゃんは、
身をよじりながら、「ヤメテ〜」と大絶叫でした。
でも、0歳児たちはみんな、お母さんになにをされてもう〜っとり・・・。(^^)

 

♪ てあしをしばって しおふって ♪

♪ もんでもんで よくもんで ♪

ママ、イイキモチ・・と、うっとり視線の しほちゃん(9ヶ月)

 

 
最後の遊びは♪ かーたくんで かたくんで ♪。
友だち同士で肩を組んで、歌に合わせて座り込むあの遊び、
やった!やった!と思い出す方もあるでしょう。
ヤギわら参加者のちびっ子たちは0.〜2歳で、まだ歩けない子も多いのですが、
その分ママたちが、抱っこで歩いたり座ったりのハードな動きを頑張ってくれました。

 

♪ かーたくんで かたくんで ♪

♪ おみやのま〜えで どっこいしょ ♪

 

 
遊んだ後のお楽しみ劇場は、今日はお人形の動きで見る「あんよなげだす おさるさん」の詩と、

手ぶくろ人形の、「だれかがリンゴをかくしてる」を見せてもらいました。

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
      だいこん一本こうてきて  の遊びは、力を入れて触れましょう!
     これは肌に触れて感覚を刺激する遊びですから、

     子どもにとって安心できるお母さんの手で、ギュッとしっかり触ってあげて、とのこと。

     動物はみんな肌への刺激で様々な能力が呼び覚まされるといいますが、
     人間の子どもたちにも皮膚刺激は大切なんですね。
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
   もう おきるかな? (まつのまさこ/やぶうちまさゆき ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2014.9.10(水)

今年は、どうやら早めに秋が来た様子・・・。

皆さん爽やかな表情で会場へお越しになりました。

なのに、人いきれで会場が暑くなってしまって、ごめんなさい!

 
さて、わらべうたですが、夜空が澄み渡って月の美しいこの季節ですから、
ヤギわらも、お月さまや秋の遊びを楽しみました。
最初は、お馴染みのわらべうた ♪ おつきさま えらいの ♪です。
満月と三日月が裏表になったお手製の月を、くるりくるりと返しながら歌いました。
お月様が綺麗な夜に歌ってあげられるといいのですがママたち覚えられたかな?

 

ウチワなどの上に、紙を張って作ると簡単ですよ。

写真を撮り忘れたので、図でご覧下さい。

 

 
もうひとつのお月様の歌は♪ オツキサマクグルハ ドウクグル ♪ で、
このあと続く ツルベヲ カタゲテ コークグル の言葉に合わせて、
両手を取って揺すりあったり、ひっくり返したり、大人たちで作ったアーチを子どもたちが潜ったり、と
いろんな遊びが楽しめます。
 

 

コークグルのところでママにぎゅっとしてもらって、、どの子も満足そう!

 

ヤギおばさんの予定では、この後、大人がうつ伏せて作ったアーチ __| ̄|○。 を、
子どもたちが潜ることになっていました。

でもね、今日は何故だか、ヤギおばさんと一緒にお手本をやって見せてくれる子がいません。

今までは平気だったのに、急に「恥ずかしモード」に入った子や、
(大きくなった証拠だもの、いいんだよ〜)。 
初めての参加でママから離れたくない子やで、
(そりゃ、そうだよね。)
どの子を誘っても、ヤダー!と言われてしまいました。
ヤギおばさんは珍しく凹んでいましたが、きっとみんな、おうちに帰って楽しんだだろうと思います。(^^)
 
そして次は、とんぼのあそび。

少し前からアキアカネが飛んでいるのを、子どもたちも見ているはずです。

♪ とんぼとんぼ このゆびとまれ とんぼとんぼ めをまわせ− ♪ と歌いながら、
人差し指でぐるぐるしたり、両手を広げてとんぼになったりしました。

 

指差しの形が出来る子やら、出来ない子やら・・・。(^^)

 

ボランティアさん、本気で飛んでいますよ。

抱っこのママもお疲れ様!

 

 
この後、秋がテーマのしっとりとした伝承詩 ♪ころりや ころりや♪ を口ずさみました。
子どもたちは、うっとりとママの膝にもたれ、リラックス。
・・・
あ、しまった、写真を撮り忘れました!
子どもたちの様子の可愛らしさに、思わす見入ってしまっていたのでした・・・。
 

そんなこんなでわらべうたのプログラムを楽しんだ後は、絵本の時間

今日はぐるぐるシリーズの新刊 “ぐるぐるジュース” を読みました。
みんな楽しんで、よく聞いてくれましたよ。
たっぷり遊んだ後の落ち着ける時間ということもあるのでしょうが、
日頃から、大人にきちんと相手をされ、気持ちを受け止めてもらっているからこその集中力だと、
読み手のピコット、いつもママさんたちに敬服しています!
 
そして、お楽しみ劇場。
きょうは「走り人形」を演じてもらいました。
「○○さんがかけてきて、○○さんがかけてきて、角を曲がって、ぶつかった!」

の、あの手遊びです。

子どもたちは、ぶつかったところで、げらげら!
大人たちは、そのあとの会話のおかしさに、わっはっは!
子どもたちの名前を入れてやってもらうと、ますます盛り上がり、
小さなお人形たちの愉快な表現を楽しみました。、

ほら見て、おかあさん!、ぶつかったよ!(こうちゃん 2歳)

 

後ろから指を入れ、お人形の足にして演じます。

 

 
実はこの走り人形、ヤギおばさんがたくさん作って、お楽しみ会のチャリティに提供して下さり、
ボランティアさんたちは、この時とばかりに購入したのです。
この日のボランティアさんのおさらい会では、使い方の練習もしました。
いつかどこかで、見ていただく機会があるかもしれません。

 

   ☆ この絵本を読みました ☆
   ぐるぐるジュース(矢野アケミ ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2014.9.6(日)
夏のお楽しみ会では、3.11チャリティへのご協力ありがとうございました。

純収益¥40,616.(終了後にまたご協力があって増えました!)で、

未だ郡山市とその周辺で避難生活を送る、富岡町の園児さんと保育士さんに、
35冊の絵本を送ることになりました。
 
郡山市にある富岡町の仮設内に、
2ヶ所合計園児20名・保育士さん10名の保育施設があります。
そちらへ読み聞かせなどの支援に通っている、ボランティアの宇野さんから、
園児さんと、そして、できれば保育士さんにも、
クリスマスプレゼントとして絵本を送りたいとのご提案がありました。
帰村の見通しが持てない避難暮らしが続いている中、子どもたちは勿論のこと、
子どもたちのお世話をする先生方にも元気になって欲しいというのが、宇野さんのご意見です。
クリスマスまでにプレゼントの準備をすすめて下さるということですので、
さっそく絵本を選定して、本日発送いたしました。
喜んでいただけるといいですね

 

35冊の絵本

 

 

発送準備OK

 

 

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2014.8.20(水)

ヤギわらには、例会に欠かさず参加する、熱心で頼もしい「おとな参加者」がいます。

地域で子育てボランティアをしたり、子どもに関わるお仕事をしている皆さんです。

今年4回目となる“ヤギわら夏のお楽しみ会”も、このメンバーを中心にプログラムを組んでいます。

とはいえ、それぞれお仕事や活動で忙しい身、頻繁に練習会をする時間は持てません。
それで、ざっと合わせをしたら、あとは各自で練習&練習&猛練習。
 
そして迎えた本番当日、会場は大入り超満員。
ワクワク、そしてちょっぴりドキドキの幕開けでした。
 
前半は小さい人向けプログラム。始まりは紙芝居から。
大きく描かれた動物たちの表情が、濃い色の舞台にくっきりと映えて見えます。
泣いていた子もぴたりと泣き止み、お話に聞き入るという、理想のスタートでした。

 

【紙芝居】 にゃーん

杉浦さん

 

 
ミトン人形によることばあそび。
赤ちゃんを連れたお母さんから、「食い入るように見ていました!」と、
感激のコメントをいただきました。
ミトン人形は、デザインがシンプルで、赤ちゃんにぴったり。
でも、そのユーモラスな表情には、小学生も大人も笑わされましたよ。

 

【ミトン人形】 じいじいば

尾崎さん

 

 

【ミトン人形】 おくやまに

奥村さん/桑山さん

 

 

【ミトン人形】 てんてんころりん

豊永さん/藤井さん/河合さん

 

 
もうひとつ、お人形を使ったプログラム♪。
手作りの動物お手玉を、スカーフで覆い、
♪ かくかく かくれんぼ ♪ の歌を歌って、覆いを取れば、あら人数が減っている・・・。
いなくなっているのはだ〜れかな?と当てっこします。
会場からは、「あ、ねこがいない!」「たぬきと、ぶた」などと、素早い反応が!

 

【動物お手玉によるわらべうたあそび】 かくかくかくれんぼ

塚田さん

 

 
そして、お話会の王様はなんといっても大型絵本。
「ぞうくんのさんぽ」は、おそらく会場の半数以上の方が知っているであろうお話です。
そのお馴染みのお話に、みんなでじっと聞き入る様子に、
何度聞いても面白いお話がある幸せを、改めて感じました。
ぞうくんが、「うんうん、おもいぞ・・・」というところでは、
ガンバレ!という、女の子の応援の声がしていましたよ。(^^)

 

【大型絵本】 ぞうくんのさんぽ

中野弘隆・なかのまさたか/福音館/本体¥8,600.

桑山さん

 

 
もうひとつ、お馴染みのお話が続きます。
こんどのおはなし「はらぺこあおむしは、歌で語るエプロンシアターです。
あおむし君も美味しい食べ物も、勿論手製。
エプロンのポケットから、おいしそうな食べ物が出てくるたびに、

「わぁ!」「おおっ!」という声が上がり、

歌も一緒に歌って楽しみました。

 

【エプロンシアター】 はらぺこあおむし

(原作 エリック・カール)

青山さん

 

 
ここで前半のプログラムを終え、ちょっと体ほぐしの時間です。
まずは手話を付けて、夏の歌「うみ」を歌います。

指導のRIYOさんによる、日本手話とは何か、手話と日本語の文法の違いはといった説明に、

大人たちが熱心に耳を傾けました。

体を動かしながら声を出すというのは、思えば、日頃わらべうたでやっているのと似ています。

手や表情で表現しながら、みんなで気持ちよく歌いました。

 

【手話とうた】 うみ

(作詞/林柳波 作曲/井上武士)

佐橋さん

 

 
もうひとつの体ほぐしは、もちろんヤギおばさんによるわらべうた。
きょう.は、♪ぎったんばったん よいしょぶね♪ です。

 

【わらべうたうたあそび】 ぎったんばったん よいしょぶね

柳谷さん & りんくん

 

 

疲れを知らない漕ぎ手たち。 

 

 

シフォンの波も出現しました。涼しそう。   

 

 

観客席もほぐれました。  

 

ここで、チャリティの商品の一つ「ひっくり返し人形」の大宣伝です。(^^)/
志願して出てきた勇気あるちびっこたちは、
ほい!の合図にあわせて繰り返し、カエル⇔オタマジャクシとお人形をひっくり返しました。
その真剣さ必死さが、本当に可愛かったです。

 

♪ かえるがなくなら かーえろ <ほい!> おたまがいるから いいじゃんか ♪

 

 

こちらは司会(熊崎)が、にわとり母さんに卵を産ませているところ。 コケッコー♪

 

 
さて、後半プログラムは、マジックで始まりはじまり!
このプログラムは、入院中の子供たちを訪問する活動のため構成したとのことですが、
わらべうたや絵本が続いた後なので、無言のパフォーマンスが新鮮でした。

 

 

 
ここで、本日の特別ゲスト、絵本ぐるぐるせんたくの矢野アケミさん登場。
同行のチンパンジーパルプ君をお相手に、
絵本の通りに、お洗濯を実演していただきました。

 

【絵本実演】 ぐるぐるせんたく

矢野さん&パルプ君

 

 

泥んこだった洋服が、こんなにきれいに!

 

 
あっという間に時間がすぎ、とうとうプログラムの最後、パネルシアターです。
大判のパネルにペタペタ商品を貼り、八百屋さん→お寿司屋さん→薬屋さん→洋服やさんと展開。
お店の人とお客さんのやり取りがなんとも絶妙で、
大人の観客からも笑い声がいっぱいでした。

【パネルシアター】 おかいもの

定金さん&須崎さん

 

  
終演後は、東北支援チャリティとして、
ひっくり返し人形各種、走り人形(柳谷さんご提供)、額絵(矢野さんご提供)の販売と、
矢野アケミさんの絵本のサインセールをしました。
 
当日の参加者はこども38名、大人39、それにスタッフ17名、計94名で、会場は冷気が回らず、暑い!
そのうえ、予定時間も15分ほど超過してしまいました。
それでも子どもたちの集中は途切れず(0〜2歳で23名もいたんですよ〜。)、
最後まで熱心に見てもらえたことが、 出演者への何よりの励みとなりました。
 
チャリティの収益は、総売上¥91,606.から、支払いを除いた純収益¥40,016. ・・・でした。
お財布最大56個(^^)から、こんなにご協力をいただけて、これについても感謝の気持ちでいっぱいです。
この収益金で福島の子どもたちに絵本を送ります。
詳細は後日ご報告しますので、お待ちください。

 

 

 

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2014.7.9(水)

今年初めて日本列島へやってきた台風が、沖縄から九州へと進んでいたこの日。

傘とレインシューズを覚悟していましたが、奇跡的にお昼すぎまでお天気は持ちました。

 

会場の中央に広げたキルトでは、親子連れが遊び、
それを取り巻く椅子席ではボランティアさんたちが談笑して時間を待ちます。
そのくつろいだ雰囲気のまま、わらべうたの会はスタート。
きょう最初のあそびは、顔あそび ♪オオヤマ コヤマ♪ です。
眉や鼻筋をたどるママの指を、嬉しそうな子、くすぐったそうに逃げる子・・・。

 

ゆったりのんびり、顔あそび。ママ、おうちでもやってね〜。

 

 

久しぶりに参加の かほちゃん(4歳)。

ヤギおばさんにやってあげられるようになりました。

 

 
続けて、くすぐったい遊びをもうひとつ。
まどみちおさんの詩「しゃくとりむし」に合わせ、子どもの腕に大人の指を、
親指人差し指・親指人差し指と尺を取りながら這わせます。
(尺を取る→寸法を測る)。
同じ詩で、指遊びも楽しみました。
両手の親指と人差し指を合わせ、「みぎ」「ひだり」「みぎ」「ひだり」と交互に尺をとりながら、
上ったり・・・下がったり・・・。

老化防止策として、大人の間でたいへん盛り上がりました!(^^)/

 
揺さぶりあそびは ♪コノコ ドコノコ カッチンコ♪ 。
これは、お膝で揺らすのはそうでもありませんが、抱き上げて揺すぶるのは体力勝負ですね〜。

 

本日のスクープです!

ヤギおばさんのお膝で、コノコドコノコ・・・をしていた しほちゃん(5ヶ月)が、

じっ〜とヤギおばさんを見つめて、「この人、ママじゃない」と気づいた瞬間です。

この後はふえーん!と泣いてママに戻されていましたよ。(^^)。

 

 
そして、シフォンを使ってゆったりと遊ぶ ♪コマンカ コマンカ コマンカ ナーミ♪ 。
ちいさいなみ、おおきくな〜れというような意味合いの言葉を唱えながら、
シフォンをふんわりかぶったり、繋いで長くしたのをみんなでゆすったり。
シフォンがないご家庭では、ママのスカーフなどふんわり透けているものを使ってみてくださいね。

 

ふわふわ波がやってくるよ。

ママとシフォンであそぶ、こはるちゃん(1歳3ヶ月)。

 

 
このあと、やっぱりシフォンを使って ♪ うちのちょんなべさま ♪ 。
ちょんなべ様が泣いた後(なぜ泣いたのかな?)、涙を拭いた小袖を、
洗って干して畳んで仕舞うまでを、シフォンを使って再現する、お洗濯の仕草あそびです。
「お片付けの歌という訳ではありませんよ。」とヤギおばさんは言いますが、
遊びの後の片付けが進まないと、ママのイライラも募るので、
この遊びで楽しくお片付出来るようになってくれるといいな・・・と、時々リクエストしています。
ちょっと長いですが、頑張って覚えましょうね。
 
今日はもう一つ、「子守りうた」もリクエストしました。
ヤギおばさんに ♪ ゆうなの木のしたで ♪ という沖縄のわらべうたを歌ってもらいながら、

ママに背中をトントンしてもらたところ、効果はてきめん!

活発に動き回っていた子もみんなお膝にもたれて、うっとり、とろとろ・・・となりましたよ。
その様子のあまりの可愛さに見とれて、写真を撮り忘れてしまいました。残念!^^;
寝かしつけが悩みというご家庭は、子守唄をマスターしましょ!
 
お昼寝気分のあとは、今日の絵本、おたのしみ劇場と続きます。
「ほれほれ雨がふりだした」のパネルシアターの後には、棒使いのくろねこちゃんが現れて、
そのリアルな動きに、子どもも大人も目を奪われました。

 

2本の棒で、猫独特の柔らかな動きが表現されていました。   

 

 

   ☆ この絵本を読みました ☆
   おつきさまこんばんは(林明子 ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2014.5.21(水)

入園やママの職場復帰で、この春も常連さんたちの多くが卒業してしまい、

ぐんと平均年齢が下がったメンバー(除:大人年齢!)での、ヤギわら例会です。

 

キルトの上の“こつぶちゃん”たちを楽しませようというヤギおばさんの戦略なのか、
今日は始まりで、もう手ぶくろ人形が登場!
指先に留まった小鳥のお人形の動きに合わせて語られる、詩「かわいいことり」の朗読を楽しみました。
 
さて、最初の遊び、顔あそびは ♪アンコジョージョ♪ です。
「身体の中でも敏感な場所である、お顔に触れるのですから、
ご機嫌のいい時に、喜んでくれているかどうか表情をよく確かめながらね。」
と、ヤギおばさんからいつもの注意がありました。
大人にとっては、「子どもの気持ちを感じる」センスのトレーニングにもなりそうですね。
 
続いて、くすぐりあそび ♪ネズミ ネズミ ドコイキャ♪
子どもの腕を、人差し指と中指で“歩くように”さかのぼって行き、
最後のワガスヘトビコンダ!で、脇をくすぐります。
もうすぐ・・・もうすぐ・・・、キャアくすぐったい!という、くすぐりを待つ遊びです。
0歳児も、期待でいっぱいの表情を見せますよ。
 

 

もっとやって!と、ひよりちゃん(10ヶ月)。

神戸から、おばあちゃん家に遊びに来ています。

 

 
揺さぶり遊びは、春の季節にふさわしく ♪たけんこがはえた♪ です。
いつものよう、ママはお子さんを、体の育ちに合った方法で抱き、
そしてボランティアさんは持参のお人形お相手に、歌いながら揺すります。
3か月の赤ちゃんが来てくれていたので、首すわり前の赤ちゃんの遊ばせ方も、
ヤギおばさんに実演してもらいました。
背中から首をしっかり支えて、そ〜っとそ〜っと、赤ちゃんを揺するというより自分の体を揺らして。
・・・そして、この遊びの最後は、エキサイティングなタオルでの揺さぶり。
やってみたい気もちがある子はどうぞ!の呼びかけに、
折角だもの、やろうよやろうよと、ママたちのほうがやる気満々でしたよ。

 

どの子も最初はちょっとびっくり・・・でなので、

ママに正面に立ってもらっています。

すっぽりとタオルに包まれると、揺れの不思議な感覚を味わっていました。

 
もうひとつのたけのこの歌 ♪たけのこめだした はなさきゃひらいた♪ は、しぐさ遊び。
最後のフレーズ「えっさ えっさ えっさっさ!」で、各自面白いポーズをします。
これには、子どもたちより大人の方がはしゃいでいましたよ。
日ごろは「きちんと!」していなくちゃいけない大人たち、ふざけたポーズで自分を解放できるのかも。(^^)^^)^^)
 

 

えっさ えっさ えっさっさ!で、じゃんけんポーズ。

小さい人たちは???でした・・・。   

 

 

身体を動かした後は、ゆっくり座って、絵本と、小さな劇場の時間です。
劇場は、カエルの詩三題をお人形で演じて見せてもらいました。

 

表情豊かなかえるのパクパク人形に、1歳児も注目。

  

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1 心地よい顔遊びを
     顔は、体の中でも特に、たくさんの神経が集まった敏感な場所です。

     遊びで、「触れられるのが気持ちいい」という体験をいっぱいしましょう、とのこと。

     嫌がる時には無理しないことも大切。
 その2 待つという体験
     くすぐり遊びで、子どもたちの腕を二本の指がにょっきりにゅっきり上がって行くとき、
     子どもたちは、もうすぐ・・・もうすぐ・・・と、脇をくすぐられるのを期待する表情になります。
     こういった遊びの中で子どもは、物事には順序があることを実感し、待つという体験をするのですって。
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  ぽんちんぱん (柿木原政広 ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2014.4.9(水)

ヤギおばさんの手づくり講座 第6回 “ミトン人形×2”本日開催

1年ぶりの手作り講座になりました。

 

今回作ったのは乳児さん向けの、ミトン人形です。
形は至ってシンプルで、ミトンと呼ぶものの、親指もついていません。
指人形に指を入れるのが難しい小さい人たちでも、
スポンと簡単に手を入れることが出来る、パペットの仲間です。
 

 

これはヤギおばさんのお手本。

ほっぺに細かなステッチが入っていたり、とても丁寧に作られています。

 

形はシンプルですが、手首をひねって前後を見せたり、
手を握るようにしてお辞儀をさせたりすると、とっても表情豊かです。
 
ヤギおばさんに歌いながら動かして見せてもらい、参加者は、これなら使えそうとやる気満々!
講座用に用意されたキットから、お好みの色合いを選んで、いざ作業開始です。
 

 

材料と表情のデザイン(案)、そして遊び方のプリントがセットになっています。

 

しかし、先回の「だれかがリンゴを・・・」よりはず〜っと簡単、という前評判だったのに、
これが案外作業が進まない。
というのも、顔の表情はそれぞれご自由にということなので、
お澄まし顔がいいかへんてこ顔がいいか、笑ってるのにするかふざけた表情にするのか、
みなさん、大いに迷って、見本を見たりお隣り同志相談したりで、
スタートで時間をくってしまったのでした。

 

ただいま製作中。

どうです、この真剣な雰囲気。

 

 
「どっちの表情がいいと思う?」「やだ、変な顔になっちゃった」「ううん、そんなことない」「こっちの色にしたら?」
と、作業は真剣ながら、楽しく和気あいあいと進み、
あっという間に予定の二時間が経過。
思ったより時間がかかったのは、ちいさなパーツもボンドで止めず、丁寧に糸でかがったせいもあります。
ヤギおばさんから、
「演じて見せたあとは、是非子どもたちに貸してあげてください。」
と言われ、ビーズやフェルトが取れて誤飲の原因にならないよう、くれぐれも念を押されたのです。
 

 

仕上がりました! ご機嫌で、記念撮影。

 

 

そして、出来がった作品が上の写真。
ひとつとして同じものがありません。

それぞれがとても個性的に仕上がりましたよ。

実は、キットは2個ひと組でしたが、たいていの方は2個目はお家で仕上げることになりました。
皆さん近々、お話し会や子育て支援の場でお披露目の予定です。
 
ミトン人形は、着なくなった洋服など身の回りにあるものを利用して、手軽に作ることが出来ます。
顔はフェルトやウッドビーズ、毛糸などで表情豊かに。 
挑戦してみてください。 

 

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2014.3.17(水)

すっかり春めいてきました。

ヤギわら第21回は、勿論春の遊び ♪つくしんぼ♪ からです。

組んだ両手の指をつくしにみたて、うたに合わせて起こしていく指遊びをやったのですが、

起こす時に、“タン!”と舌を鳴らすのが、たのしい!
「赤ちゃんにはお膝で見せてあげて、真似っこできる年齢になったら自分でもね・・・ 」
そう説明を受けてやってみたママやボラさんたち、あらら、指を一本だけ起こすのって意外と難しそう。
つくしが2本いっぺんに起きて来てしまう人もいましたよ。
 
その次には、手や顔を触れ合う遊びを続けてふたつ。
 ♪シッタラ シッタラ♪ は、ちょちちょちあわわ〜によく似ていて、最後に額をゴッツンコし合います。
 ♪ちんこい てっこは・・・♪ は、赤ちゃんの可愛い手やお尻やほっぺを、食べる真似っこする遊びです。
どちらも、親しい同志でやるのが基本。
後方のボランティアさんたちは、ママと赤ちゃんの睦まじい様子が羨ましそう・・・。

 

ママたち、とっても楽しそう。おうちでもやっているそうですよ。

 

子どもたちもママのお膝でリラックス。

 

 
さて、お次はスリルを楽しむゆさぶり遊びです。
♪なこうか とぼうか♪ と、くりかえし唱えながら揺すぶって、“なこよか ひっとべ〜”と放り投げるようにします。
勿論、落っことさないようしっかりホールドして。
子どもたちの方も、絶対に落とされないという信頼感があるから、そのスリルを大いに楽しみます。
揺すぶり方は、赤ちゃんは首に負担がかからないよう保定してゆったりと。
身体がしっかりしたら、脇から抱えたり背中へ横抱きにして、ぐるぐる回ってみましょう。
三半規管と親子関係の両方が鍛えられますね。(^^)/

 

6か月児(中央左)と、1歳半(中央左)では、揺すぶり方が違います。

2歳児(両脇)ともなれば、さらに大胆に。

 

背中でぐるん・・・を試す2歳児親子たち。

 

 
そして次は、♪うぐいすの〜たにわたり♪ の歌に合わせての、「門くぐり」の遊びです。
動く遊びはいつもママたちがどんどん動いて盛り上げてくれるのですが、
今回は家庭保育室から3人の子どもたちが参加してくれていたので、さらに楽しくやれました。
集団に慣れたお子さんがいることで、みんなの動きが良くなりますね。
同行の保育士さん以外の人ともペアを組むことができる、フレンドリーな子たちで、
わたしと組んだ子は、
仕草のために離した手をまたさっと繋ぎなおしてくれるのが、とってもとっても可愛いかったです。

 

くぐるって、新鮮な感じだね。

やこちゃん(2歳)と、ママ(手前)

 

 

小さな劇場は、「あんよなげだす おさるさん」「くまのおでかけ」の二つの詩を、

ヤギおばさんに、動物人形の動きで見せてもらい、

その後、身体を動かしてやって見ました。
言葉に合わせて体を動かすのって楽しいことだと、大人も子どもも体験できました。
皆さんも、知っている詩にあわせてやってみませんか。

 

 

てくてくあるいて、川を飛び越え、ぶどうをパパックン・・・

 

 

 

かおをあらう おさるさん・・・ごろりとねんねのおさるさん。

クタッと力を抜いたみのりちゃんの、体の動きがあまりに可愛いくて!

 

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1 門くぐり
     くぐって出るときの“ワクワク”や、“つかまるかも・・・”のドキドキ、門くぐりはスリルを楽しむ遊びです、って。

     確かに!くぐって抜けると何か違う場所に来たみたいな新鮮さがありました。

 その2 詩を体感する
     詩は、選び抜かれた言葉でできています。
     そして、仕草をしながら詩を口ずさむことで、その無駄のない美しい言葉が体の中に入ります。
     子どもも大人も、美しい言葉をたくさんもっていたいですね。
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  えを かくかくかく (エリック・カール ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2014.1.29(水)

今年初めてのヤギわら例会は、記念すべき第20回でした。

しか〜し・・・、

例年のことながら、1月は寒さゆえか参加者が少なめなのです

でも、写真でご覧頂きますように、
こじんまりながら、たのしく充実した第20回となりました。
 
会はいつものよう、顔遊びからのスタート。
遊びはゆかいな ♪おたふく おかめ です。
うたに合わせて、おたふくさんのお面で演じていただいて、(上手いですよ!ヤギおばさん。)
その後は、自分の顔でやって見ました。

 

♪ おたふく おかめ

豊かな表情を作る小道具は、おみやげのお面とミニ風呂敷だそう ・・・。

 

シワ取りのお手入れみたいにも見えますが。(^^)

 

 
次は、干支にちなんで馬がテーマの遊びをふたつ。
子どもが大人のひざに乗って来たとき、膝を揺らして相手をしますよね。
あんな感じで、♪ うまはとしとし・・・と歌いながら揺すります。
身体がしっかりしてきたら、こんなことをしてもおもしろいですよ!と教えていただいたのが、
ちょっとスリルのある、でんぐり返し。
うたの最後で、“ぱか!ぱか!”と唱えながら、膝の子どもを持ち上げて、
ころりん!とひっくりかえします。
一瞬びっくりして、それから満面の笑顔になる子どもたちの可愛いこと!

 

右手前の川本さん親子(赤いタイツ)のように、足から着地がポイントです。

くれぐれも、反対から回して“頭着地”にならぬようご用心。

 

それでは、お手本をどうぞ!

 

@ うまはとしとし・・・(ゆする)

A 脇をしっかり持って、大人の胸の前を足からくぐらせる。

本人もちゃんと姿勢保持してますね。

 → 足から着地!

見ていたみんなが “おお〜っ”と沸いたので、得意満面です。

きょうた君(1歳3か月)

 

 
もう一つの馬は、♪ おんまさんのおけいこ いち にでさん。
これはもう、歌に合わせて抱いた子を揺すったり、ギャロップで走ったり、
ハイハイしたり、すごい運動量ですよ。

 

ママたちの躍動感がすばらしいですね。

 

 

にぎやかなわらべうた遊びの後は、♪ゆきこんこん あめこんこん の素敵なメロディで締めくくりました。

シフォンの上から、毛糸ボンボンや羊毛のボールを降らせて、雪気分に浸ったり、

大人たちは、この歌の輪唱も試みました。(^^)^^)^^)

 

青いシフォンの上に雪が・・・。

シフォンを揺するのはボランティアさんたち。

子どもたちの熱心な視線にご注目を。 

 

 

この後はいつものように、絵本とミニ劇場を楽しみました。

 

てぶくろ人形 「ミーちゃんトンちゃん」

 

 
ミニ劇場では、恐れ知らずの1歳半(?)たちに小道具を持って行かれそうになりながら、
ヤギおばさん、奮闘。
こんなところも、ヤギわらならではです。(^^)
 
≪おまけ≫
参加のひとりが、こんなかわいい物を持ってきてくださったので、
ボランティアさんたちのおさらい会は、急遽、折り紙教室になりました。
みなさんも、節分にいかがですか?

 

黒の折り紙の両面を使って作った「ふく」のミニ升。目・口・ほっぺはシールです。

尾崎さん、ありがとう。

 

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1 腕を持つときの注意
     手をひっぱるあそびの時、乳児は手首ではなく腕の部分をつかみましょう。
     関節が柔らかい年齢では、脱臼させない注意が必要です。
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  おべんとうばこのうた (さいとう しのぶ ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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